コラボレーションの事例
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写真提供/豊島区公園緑地課、
株式会社ランドスケープ・プラス
撮影/株式会社川澄・小林研二写真事務所
「斜面で遊ぶ」という行為を通じて、都市に生きるこどもたちが大地のつながりを感じられるような場所を。
以下、株式会社ランドスケープ・プラスより。
豊島区は、2020年の東京オリンピック開催に向けて国際アート・カルチャー都市構想を掲げています。南池袋公園の整備にあたっては、公園の遊具そのものが都市と自然をつなげるアート作品になることで、子供たちの知的好奇心を喚起したいと考えました。
小高い丘のような起伏を持つリボンスライダーは、かつてこの地にあった地形に着想を得ています。
「斜面で遊ぶ」という行為を通じて、都市に生きる子供たちが大地のつながりを感じられるような場所をつくりたいという設計者の想いに、アンスの職人さんたちが真摯に答えてくださり唯一無二の遊具が出来上がりました。
流れる様な美しい流線形を持つ、リボンスライダーが出来るまで。
《模型製作》
三次元の形状を確認するために、1/50の模型を製作しました。
模型を制作するなかで、流れるような面の繋がりの表現を追究しました。
《施工技術》
図面では伝わりにくい形態を模型で補いながら、鉄筋製作と左官工を行いました。
デザイナーの形状に対するこだわり、流れるような美しい線と面の連続性についての要求に応えるべく、作業の進捗に合わせて、デザイナー立ち会いの元に全体のラインの検証を行いました。その都度、職人が修正作業を行い、デザイナーの理想とする造形美を実現することが出来ました。