事例紹介 Case study

森ビル麻布台ヒルズ
アートオブジェスツール

コラボレーションの事例

海外著名デザイナーデザインのオブジェスツール施工事例

六本木ヒルズと虎ノ門ヒルズのほぼ中間に位置し、東京タワーからもすぐそばの都心の中心地に、森ビル株式会社が手がける「麻布台ヒルズ」が開業しました。

「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街 - Modern Urban Village -」をコンセプトとし、都心の中心地でありながらも豊かな緑に囲まれ、約８．１ヘクタールの広大な敷地に多様な都市機能が揃っています。

アンスでは、麻布台ヒルズの外構に設置されるオブジェスツールについて、設計協力・製作・設置工事を行いました。
デザイナーによって創り出された素晴らしい景観の中の一つとして、新たな街に彩りを添えています。

桜田通りよりタワープラザ / レジデンスAの様子

桜田通よりガーデンプラザを見た様子

麻布台ヒルズについて

（本ページ記載引⽤元：森ビル(株)ホームページ
「麻布台ヒルズファクトブック2023」
https://www.mori.co.jp/img/article/230808_2.pdf)

「⿇布台ヒルズ」は、森ビル株式会社および⽇本郵便株式会社が参加組合員として参画し、⻁ノ⾨・⿇布台地区市街地再開発組合（東京都港区、理事⻑：曲⾕健⼀）が推進する「⻁ノ⾨・⿇布台プロジェクト」（⻁ノ⾨・⿇布台地区第⼀種市街地再開発事業）の街の名称です。
本プロジェクトは圧倒的なスケールとインパクトを誇る“ヒルズの未来形”であり、森ビル株式会社が今まで培ってきた技術を注ぎ込み、理想とする「都市の中の都市（コンパクトシティ）」として整備を進めています。

■プロジェクト概要

事業名称	虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
事業者	虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
区域面積	約 8.1ha(施行地区面積)
敷地面積	約 63,900 m²(約 19,330 坪)
延床面積	約 861,700 m²(約 260,660 坪)
主要用途	住宅（約1,400⼾）、事務所（約214,500㎡）、店舗（約150店）、ホテル（122室）、インターナショナルスクール（約15,000㎡）、ブリティッシュ・スクール・イン東京）、中央広場（約6,000 ㎡）、⽂化施設（約9,300㎡）、予防医療センター（約3,900㎡）
緑化面積	約2.4ha
駐車場	1,874台
着工	2019年8月
竣工	2023年7月
開業	2023年11月

配置図／立面図

■建築家・デザイナー

「麻布台ヒルズ」には、世界中から超一流の才能が集結し、プロジェクトに参画しています。

タワー外観デザイン	故シーザー・ペリ氏 (Pelli Clarke & Partners:米国) フレッド・W・クラーク氏 (Pelli Clarke & Partners:米国)
低層部デザイン	トーマス・ヘザウィック氏 (Heatherwick Studio:英国)
コンセプトワーク	タイラー・ブリュレ氏 (Winkreative:スイス)
住宅インテリアデザイン	グレン・プッシェルバーグ氏、ジョージ・ヤブ氏 (Yabu Pushelberg:カナダ、米国) マルコ・コスタンツィ氏 (Marco Costanzi Architect:イタリア) スー・K・チャン氏 (SCDA アーキテクツ:シンガポール)
商業空間デザイン	藤本壮介氏 (藤本壮介建築設計事務所:日本) 小坂竜氏 (乃村工藝社 A.N.D.:日本)

オブジェスツールについて

　アンスでは、本プロジェクトの外構に設置されるスツールについて、設計協⼒、製作、設置を担当しました。
デザイナーのイメージを忠実にくみ取り、ひだのような繊細なデザインを複数の同じ形状のスツールとして製作するため、提供された3Dデータおよび原型をもとに、2D図⾯化を⾏い、実現可能な⼯法の検討・試作品による検証を⾏いました。仕上げの表情については、サンプル制作をもとに協議を重ね、⼈造⽯にて型抜き後に細部の仕上げを⼿作業で⾏うことで、イメージを忠実に再現しました。Lタイプ、Mタイプ、Sタイプの3種類、合計約60個を製作しました。