設計・製作の事例
「国民公園皇居外苑半蔵門園地」は2015年に駐日英国大使館から返還され、環境省が整備を行い2023年に皇居外苑の一部として開園しました。
国民公園とは皇居外苑・新宿御苑・京都御苑の3カ所と千鳥ヶ淵戦没者墓苑のことで、環境省が維持・管理を行っています。
アンスでは半蔵門園地の新たな門扉の柱・門塀角部の柱の設計・施工を担当しました。
公園内の様子
公園内の様子
東側門扉
半蔵門園地は、2015年8月に駐日英国大使館敷地の5分の1に相当する約7,000m²が日本に返還され、皇居外苑の一部として 整備された国民公園です。公園内には、英国を象徴するイングリッシュガーデンのデザインが取り入れられており、美しい植栽や石垣、腰壁などが配されています。公園の東側には、2015年2月にケンブリッジ公爵ウィリアム王子が旧英国大使館敷地内で手植えした桜の木「太白」が移植されました。
アンスでは敷地東側と西側の門扉の柱部分と、敷地を囲む門塀角部の柱の設計・施工を担当しました。さらに、敷地南側には旧大使館時代に使われていた門扉がそのまま残されています。
配置図
西側門扉
既存の門扉
本体:人造石プレキャストコンクリート 寸法:□680×h2,100(門扉柱)、□590×h1,100(門塀角部柱)
公園内植栽の様子