設計・製作の事例
明治公園は国立競技場に隣接し、周囲には明治神宮外苑や東京体育館がある都立公園です。
国立競技場が2020年東京オリンピック競技大会に向けて建設される際、明治公園も併せて再編されました。
この再編は都立公園として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用して行われました。
アンスは「インクルーシブ広場」の造形物の製作に携わりました。
地図
国立競技場
ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア
明治公園は持続可能な視点で自然と人々が共存しながら、やすらぎと賑わいの調和を目指して整備が行われました。
園内には「100年続く杜」を目指す「誇りの杜」や、渋谷川水景を具現化した「みち広場」、国立競技場と同芝種を採用した約1,000㎡に及ぶ「希望の広場」、多様性をテーマにした「インクルーシブ広場」があります。その他、カフェやサウナなどのテナントなども整備し、誰もが居心地の良い、都会のオアシスのような空間となっています。
インクルーシブ広場には、大人はベンチとして、子どもは滑り台として遊べる造形物が設置されています。アンスはこの造形物の左官仕上げを担当しました。
配置図
公園内の様子(希望の広場)
公園内の様子
インクルーシブ広場内造形物。デザインの意図を実現するために、アンスの遊具製作の経験を活かし左官仕上げを行いました。
インクルーシブ広場(左)と国立競技場(右)
インクルーシブ広場内の様子