事例紹介 Case study

©Studio Ghibli

愛・地球博記念公園(モリコロパーク) ゲート
ジブリパーク 「もののけの里」・「魔女の谷」 オブジェ

コラボレーションの事例

造形性の高い遊具及びオブジェの
設計協力・製作・施工の事例

2005年(平成17年)に開催された、愛知万博の長久手会場の跡地である「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に、愛知万博の理念と成果を継承し、スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設として「ジブリパーク」が整備されました。

アンスでは、愛・地球博記念公園のゲート及び、ジブリパーク内のオブジェ、遊具の設計協力、製作・施工を行いました。

園内お花畑より「青春の丘」方面を見た様子

園内はす池付近より「魔女の谷」方面を見た様子

アンスの仕事

スタジオジブリの宮崎吾朗監督が「もののけの里」の乙事主とタタリ神のオブジェを構想する中で、国営昭和記念公園「ドラゴンの砂山」の造形が参考となり、その要素を取り入れたものを作れないかと設計事務所に相談しました。そして、前身となる会社で製作に携わったメンバーのいるアンスへ相談が舞い込んだことが始まりでした。
アンスでは、下記について、スタジオジブリのデザインを基に、設計協力、製作・施工を行いました。

愛・地球博記念公園(モリコロパーク) メインゲート・サブゲート

メインゲート昼景(写真提供:©エスエス)

サブゲート昼景(写真提供:©エスエス)

メインゲート夜景(写真提供:©エスエス)

サブゲート夜景(写真提供:©エスエス)

もののけの里 乙事主(すべり台)

本体仕様:高度造形モルタル製、モザイクタイル、玉石、ガラス、鋼材、ネット、他

もののけの里 タタリ神(オブジェ)

本体仕様:高度造形モルタル製、モザイクタイル、自然石、ガラス、他

魔女の谷 魔女の口

本体仕様:高度造形モルタル製、モザイクタイル、ガラス、鋼材、他

魔女の谷 タワー・すべり台・時計オブジェ

<すべり台> 本体仕様:高度造形モルタル製、モザイクタイル、ガラスビーズ、他

<時計オブジェ> 本体仕様:高度造形モルタル製、モザイクタイル、ガラスビーズ、他

<タワー> 本体仕様:高度造形モルタル製、モザイクタイル、ガラスビーズ、他

愛・地球博記念公園とアンス

アンスは、ジブリパークのある「愛・地球博記念公園」とは長きにわたり縁がありました。
1970年(昭和45年)「愛知青少年公園(現:愛・地球博記念公園)」の開園時につくられた等身大の動物オブジェ製作に、前身となる会社でアンスのメンバーが携わっていました。この動物オブジェは、50年が経過した現在も、園内の「こどものひろば」へ抜ける場所で来園者に親しまれています。
2015年(平成27年)「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」の西エリア、リニモ「公園西駅」からすぐにある公園西駅口ゲートの製作を行いました。

オブジェ製作についての新聞記事
(出典:毎日新聞社 2023年11月14日 朝刊)

オブジェ製作についての新聞記事(出典:毎日新聞社 2023年11月14日 朝刊)

愛・地球博記念公園内動物オブジェ
(1970年製作)

愛・地球博記念公園 公園西駅口ゲート
(2015年 製作)

コラボレーションの事例

Data

愛・地球博記念公園(モリコロパーク) ゲート
ジブリパーク 「もののけの里」・「魔女の谷」 オブジェ

  • 施主:愛知県
  • デザイン監修・設計施工支援:株式会社スタジオジブリ
  • 設計:
    【メイン・サブゲート】
    日本工営都市空間株式会社
    【ジブリパーク「もののけの里」・「魔女の谷」オブジェ】
    株式会社日本設計
    <造園設計>
    株式会社プレック研究所
    安西デザインスタジオ
  • 施工:
    【メイン・サブゲート】
    鹿島建設グループ共同企業体
    (鹿島建設㈱・中部土木㈱・岩間造園㈱)
    【ジブリパーク】
    鹿島建設株式会社
  • 設計協力・製作:株式会社アンス
  • 開園:
    [第一期整備エリア]
    令和4年11月1日
    [第二期整備エリア]
    令和5年11月1日
    令和6年3月16日
  • 住所:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
  • 最寄り駅:愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)
    『愛・地球博記念公園』駅下車すぐ

※本ページは省略して記載しております。
詳細は下記よりPDFダウンロードいただきご参照ください。

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